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神奈川県の大磯町から小田原市までを結ぶ全長約20kmの国道1号線バイパスです。
無料区間と有料区間があり有料区間には本線と石橋支線の2路線が存在し、無料区間と有料区間は連続して走ることができます。
海を一望できるドライブコースとして人気の道路です。

ここではレポートを3つに分け、無料区間(大磯IC~西湘二宮IC)、有料本線区間(西湘二宮IC~早川IC~箱根口IC)、石橋支線(早川IC~石橋IC)の
3部構成でお送りいたします!(予定)



 
西湘バイパスの有料区間スタートです。
西湘二宮ICはハーフICなので下りは合流のみで出口はありません。従って無料区間のみ通りたい人はひとつ前の大磯西ICで降りる必要があります。

 
料金所この先1.2km ETCカード挿入忘れずに

有料区間入るとすぐに本線料金所です。上下線同じ場所に設置されています。
このETCカード~って看板はこの辺の有料道路の料金所に必ず設置されています(例:新湘南バイパス等)

料金所400m 速度落とせ
西湘バイパス 橘(本線)料金所

一般レーン3、ETCレーン2の中規模料金所です。
下り線はICとPAを併設しているという珍しい?構造になってます。

看板の表記が橘料金所だけで本線料金所表記がないのは本線にある料金所はここと国府津料金所(国府津IC内)の2箇所だけだから。
西湘バイパスは首都高と同じく区間料金制ではなく均一料金制なので料金所が少なくて済むんです。


ずっと海岸すれすれを走っていく西湘バイパス。絶景です!
今回は曇ってしまっていますが天気が良いと箱根の山々も同時に眺めることができます。この写真にも薄く写っているかと思います。

[ ] 国府津 松田 出口700m  小田原 箱根↑

この先に早川IC(後述)の分岐があるために小田原・箱根方面は直進するように看板が設置されています。

西湘PA 1km

西湘バイパス唯一のPA。道路名と同じ名前のPAで単純明快ですw
 
[ ] 国府津 松田 出口200m

 
[ ] 国府津IC

西湘バイパスの有料区間で一般道と接続するICでは唯一のフルインターチェンジです。
上り方面からこのICを降りる場合、一般道から下り線に入る場合は本線料金所が存在しないため、ICの料金所で料金徴収されます。

ちなみに下り線でこのICをETC使って降りても首都高のように料金調整はされませんのでご注意を。終点まで乗ると一番得するシステムですw




 
西湘PA

国府津ICを過ぎるとすぐにあるのがこの西湘PA。上り線は橘料金所に併設する形ですが、下り線は海が一望できる位置にあります。
景色が良いことから人気のあるPAで、よく混み合います。

 
西湘PAからの合流部。

西湘バイパスは全線にわたって合流車線がないといっていいほど短かったり、直角だったりする箇所が多く存在します。
これは設計時期の古さや、海に面している地形上の問題などがあるようです。一部では改良工事も行われましたが・・・。

 
国道1号 ROUTE1  制限速度70km/h

この2つの標識は西湘バイパスが高速道路ではないことをドライバーに警告しています。
実際、車も少なく走りやすいため100km/h以上のスピードを出して走行する車も多くありません。

 
酒匂川 橋長630m

神奈川県では相模川に次ぐ重要な河川である酒匂川を渡ります。

また、酒匂川の左岸には上り線用の酒匂ICというハーフインターチェンジが設置されています。
 
[ ]小田原 700m [箱根新道]箱根 [真鶴道路]熱海↑

酒匂川を渡るとすぐに小田原IC。
早川IC(JCT)が近づいてきたので箱根新道や真鶴道路への案内も出てきました。

[ ]小田原 出口300m

 
[ ]小田原IC

小田原市街へはこちら。
小田原ICも下り線の出口と上り線の入り口があるハーフインターチェンジです。




[ ]分岐1km (早川JCT)

分岐です。特にJCT名は付けられていませんが、地図上では早川IC、一部では早川JCTとも書かれています。
このサイトでは早川JCTと表示します。

広域情報 小田原東-小田原(料)工事車線規制

JCTではおなじみの広報情報が登場。この早川IC(JCT)~箱根口ICまでは全国でも稀に見るJCT密集地帯ですから、これぐらいあってもいいかもしれません。
小田原厚木道路に接続しているため、時々東名高速の渋滞情報が表示されていたりします。

[ ]分岐500m  [伊豆スカイライン]箱根方面へ [箱根ターンパイク]箱根方面へ

NEXCO管轄の道路も密集していますが、さすが観光地と言わんばかりに他の道路公社や、民間会社の有料道路も目白押し。
ただでさえややこしいJCTをさらにややこしいものにしています。首都高速並だなこれ・・・w

箱根は直進、熱海・真鶴は右へ・・・という標識ですが、小さくて気づかない人も多いのでは?
これだけ大きなJCTなのに事前の予告標識が少なすぎですね。JCTの形をした標識といいますか、そういった形の標識がこれしかないので混乱しそう。

[ ]分岐 JCT (早川JCT) 

まさかの真鶴道路方面別料金標識。直前にこの仕打ちは・・・ww
左側についている「この先別料金」というのはどこを指しているのでしょうか・・・?西湘バイパスは箱根口ICまで料金は取られないのですが・・・真鶴道路方面のことを強調しているだけ?

さらにはこの真鶴道路、正式には西湘バイパスの支線(通称石橋支線)と言って、あくまでも真鶴道路方面に行く道路というオチ。
本物の真鶴道路に行くためには西湘バイパスの石橋支線からさらに一般国道を走る必要があり、軽く詐欺です。ww

急 カ ー ブ 速 度 注 意

JCTのランプウェイ部に入るので制限速度は60km/hに。本線のつもりで行くとかなりの急カーブで死にます(汗)
ちなみに真鶴道路方面は右側に減速車線があるのでそちらへそれる形です。右車線側分岐とは・・・本当に首都高のようです。

[ ]分岐 JCT. (早川JCT)

熱海方面は西湘バイパス石橋支線へ。左車線も右車線も道なりに走るとそのまま西湘バイパス本線に行く形になっています。

[ ]早川 出口300m  厚木 箱根↑

石橋支線は別料金なので回避する方はこの早川ICで降りましょう。石橋支線が混んでいる時は早川ICから一般道走ったほうが速かったりすることも・・・。
さらにこの先にもJCTがあるので厚木、箱根は直進とあります。

[ ]早川IC  [小田原厚木道路]厚木 [箱根新道]箱根↑

ランプウェイ上でのICなので非常に分かりづらいです。さらには・・・
[ ]早川IC

そう、左車線は強制的に下ろされてしまう構造になっているのです。。(汗)
見通しが悪い上での車線変更はかなり厳しいので早川ICに用がない人は早川JCT前に右車線に入ることをお勧めします。




石橋支線からの合流。制限速度は60km/hのままなので注意。
[箱根ターンパイク]伊豆 芦ノ湖 400m先   [箱根新道]箱根 三島

箱根ターンパイクとの分岐があります。両者とも着く場所は似たような所ですが、うまく方面をすみ分けていますね(笑)

[箱根ターンパイク]伊豆 芦ノ湖 200m先  [小田原厚木道路][箱根新道]厚木 箱根

NEXCO風の標識が出てきました。特にJCT名はなく、地図にも記載されていないので名称不明。

箱根ターンパイク分岐

伊豆方面はターンパイクが近道です。ETCは使えないので要注意。

[ ]分岐500m (小田原西JCT)

今度は小田原厚木道路と箱根新道との分岐。分岐がありすぎてもうわけ分からん!って方もいらっしゃるかもしれません・・・。
ここのJCTにも名称がつけられておらず、地図上では小田原西IC、一部では小田原西JCTと表示されています。
当サイトでは早川JCT同様に小田原西JCTと表示します。

この付近は急カーブ連続区間なのでスピードには気をつけましょう。箱根口ICの渋滞が頻繁に起きるので左車線から右車線に車線変更はできなくなります。
箱根方面は早めに右車線へ。

[ ]分岐 JCT. (小田原西JCT) 

ここで真鶴道路の悪夢再び、車線変更できなくなってからの別料金案内・・・(怖)
さすがに方向がまったく違うので分かるとは思いますが、事前に案内してくれるとありがたいです・・・w

またさらに分岐・・・のようですorz

[ ]箱根 沼津 出口   [箱根新道]この先別料金
国道1号 湯元 風祭  一般道へはここで出てください

後付標識の多さ自重ww
この先は箱根新道に直接連結している小田原箱根道路に入るので一般道方面はここで降りてね!といった感じでしょうかw

将来的にこの小田原箱根道路は一般道とも接続し、湯元方面へも直進して行けるようになるのですが2009年現在は箱根新道との暫定共用に留まっているため、このような形となっています。

[ ]箱根口IC  [箱根新道]この先別料金

ここが西湘バイパスの終点です。この先は小田原箱根道路なはずなのですが、特に記載されておらず・・・石橋支線の二の舞ですorz

・西湘バイパス Pert3(石橋支線)へ
・小田原箱根道路へ


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